建築系の技術者でも英語を話せたほうがいいの?
海外の仕事が増えているけど今後英会話力は必要になる?
英語ってどんな風に勉強したらいいの?
今回はこんな疑問にお答えします。
市場価値向上を目指して建築系技術者は英会話力を身につけることをおすすめします。
近年、多くの業種でグローバル化が急速に進んでいます。
海外出張はもう特別なものではなくなりつつあります。
建築業界もその例外ではありません。
設計事務所は国際コンペで戦っていますし、建設会社は建築・土木ともに主にアジアへ進出しています。
そして今後も海外市場は拡大していきます。
その競争についていくためには、コミュニケーションの土台となる英会話力は必須スキルとなります。
今となっては自身の市場価値を図るうえで、仕事のスキルだけではなく、英会話力も大きな評価基準となっています。
本記事では、建築系技術者が英会話力を身につける必要性、学習の心得やおすすめの英会話スクールについて解説します。
社会人におすすめな英会話学習方法について解説【レアジョブ英会話がおすすめな理由5選】
英会話力を身に着ける必要性3選
英会話力を身に着ける必要性は、大きく以下の3つがあげられます。
英会話力を身に着ける必要性3選
- 年々海外市場が拡大している
- 長期的に国内市場は縮小している
- 国が海外進出を後押ししている
では一つずつ解説していきましょう。
年々海外市場が拡大している
一般社団法人海外建設協会ホームページに海外建設受注推移がまとめられています
このサイトを確認するとここ10年で、急速に海外建設受注規模が拡大していることが分かります。
さらに2011年ごろから現地法人受注額が本邦法人(日本の会社)受注額を逆転しています。
日本の経済状況には関係なく、建設業界の海外市場が拡大していることが読み取れます。
また主に市場規模を伸ばしているのは、発展途上にあるアジア地域になります。
アジアの国々はまだまだ発展の余地がありますので、今後も継続的に市場が拡大されることが予想されています。
アジアではほとんどの国が英語以外の第一言語を持っています。
例えばタイ人であればタイ語など。
それらの言語をすべて学習することは現実的ではありません。
しかし多くの国で第二言語として英語が通じます。
今後アジアで仕事をする上で、英会話力は必須スキルとなります。
長期的に国内市場は縮小している
国土交通省がまとめた建設工事施工統計調査報告によると長期的に国内市場は縮小していることがわかります。
ここ10年ぐらいは完成工事高の推移は安定しており、今後極端に落ち込む恐れは低いです。
しかし長期的に見ますと、1990年代をピークに国内の建設市場は縮小していることが分かります。
主な原因は人口減少・少子高齢化と経済成長期を終えたことにあります。
この傾向は今後も続いていきますので、国内だけに目を向け続けるといつかは手詰まりとなります。
海外でも働ける能力を身に着けるためには、英会話力は必須であると言えます。
国が海外進出を後押ししている
国が企業の海外進出を促す活動をしている点も理由の一つです。
例えば以下のような事例です。
・国土交通省では日本のインフラ技術の輸出に関する会合をインドネシアやカンボジアなどアジア諸国と行っています。2021年3月にはカンボジアとの間に都市計画や建築法規整備などの協力を行う合意が締結されました。
・2020年には海外インフラプロジェクト技術者認定・表彰制度が作られました。これは海外で実績を挙げた建築技術者を国土交通省が表彰する制度です。技術者の流動化や建設産業の海外進出を後押しすることが狙いです。
・国土交通省は中堅・中小建設企業の海外進出支援の目的から、海外進出戦略セミナーを開催したり、海外進出のニーズ調査やその調査結果を踏まえた支援強化などを行っています。
2021年の2~3月だけで以上の活動が確認できました。
国土交通省がどれだけ海外進出を後押ししているかが伺えます。
英会話学習の心得
英会話力を身に着ける必要性が分かったとしても、中々英語を学習することは億劫ですよね。
ましてや多くの方は理系出身かと思いますので、英語に苦手意識があるのではないでしょうか。
私は学生の頃に留学経験がありまして、仕事でも海外物件を経験しています。
仕事のために英会話スクールにも通っていました。
ですので、帰国子女には遠く及びませんが、建築系技術者の中では人より少しだけ英語が得意なんですね。
そんな私が行きついた英会話学習の心得をお伝えします。
それはズバリ、
「伝わればよい」
です。
日本の英語教育って受験が大前提にあるんで、文法や単語、英文読解力に重きが置かれています。
私たちはそのような環境で英語を学習していますので、どうしても英語を話すときに構文とかが気になって、上手く話せなくなってしまうんです。
私がそうでした。
でも実はそんなことはどうでもよくて、相手の言っていることが聞き取れて、こちらの考えを英語で伝えることが重要なのです。
もちろん文法的にきれいで正確であることに越したことはないのですが、それは二の次です。
この考えを念頭にあると英会話学習が進めやすいのでおすすめです。
この「伝わればよい」の理由について、2つ解説します。
世界のほとんどがノンネイティブスピーカー
実は世界の約78%は、英語が第二言語以上のノンネイティブスピーカーです。
つまりはネイティブスピーカーからしたらほとんどの人が英語が下手くそなんですよ。
私はアメリカに留学した際に、他の国からの留学生とも交流がありました。
その人たちは私よりも英語は上手でした。
しかし母国語によってなまっているので、すごく聞き取りにくかったです。
アメリカ人もけっこう聞き返していましたね。
海外ではそんな土俵で英会話をするので、多少構文が間違っていようと現実的にはどうでもいいんですよ。
相手の英語力も実際は大したことないですから。
相手の言っていることが聞き取れて、こちらの考えを英語で伝えることが重要なのです。
建築技術は世界共通
各国で法規が異なるものの、建築技術のベースとなる考え方は世界共通です。
例外はあるでしょうがまったく違うな、という国は今のところ見かけません。
英会話力が低くても、図や数式、身振り手振りでビジネス上のやり取りは結構伝わります。
となるとやはり伝わるレベルのコミュニケーションで問題はないわけです。
おすすめの英会話スクール
私がおすすめする英会話スクールは、オンライン方式のレアジョブ英会話です。
対面方式の英会話スクールも通ったことがありますが、忙しい社会人にはオンライン方式が圧倒的におすすめです。
私は働きながら、1年間レアジョブ英会話を利用しました。
その経験から得たレアジョブ英会話がおすすめな理由5選は以下の通りです。
おすすめな理由5選
- 費用が安い
- 場所を選ばない
- 時間を選ばない
- レベルや目的に合った学習コース
- 講師がフィリピン人
詳しくは以下の記事でまとめていますので、ぜひチェックしてください。
社会人におすすめな英会話学習方法について解説【レアジョブ英会話がおすすめな理由5選】
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まとめ
本記事では、建築系技術者が英会話力を身につける必要性、学習の心得やおすすめの英会話スクールについて解説しました。
英会話力を身に着ける必要性3選は以下の通りです。
英会話力を身に着ける必要性3選
- 年々海外市場が拡大している
- 長期的に国内市場は縮小している
- 国が海外進出を後押ししている
英会話学習の心得はズバリ、「伝わればよい」です。
この考えを念頭にあると英会話学習が進めやすいのでおすすめです。
また私がおすすめする英会話スクールとして、オンライン方式のレアジョブ英会話を紹介しました。
無料で体験レッスンが2回受けることができ、パソコンから1分程度で簡単に登録が可能です。
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社会人におすすめな英会話学習方法について解説した記事もありますので、ぜひチェックしてください。
社会人におすすめな英会話学習方法について解説【レアジョブ英会話がおすすめな理由5選】
以上、「建築系技術者が英会話力を身に着ける必要性3選や学習の心得について解説」でした!
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